令和2年度・広島公立入試問題分析・2日目2時間目~英語の巻

令和2年度・広島公立入試問題分析・2日目2時間目~英語の巻

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2日目ラストが英語ですね。きっと気合を入れて対峙したことでしょう。
大問ごとの出題形式・配点は、基本的に2019年度と同じですが、大問4に変更がありました。

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分野・配点と簡単な所見

大問別の分野・配点は以下の通りです。

大問1:リスニング(5問・12点)

4択の選択問題が4問と、英語で聞かれた質問に文章で答える問題が1問の合計5問。
文章は、賛成/反対とその理由を答えるもので、昨年と傾向は変化ありません。

大問2:グラフを含む会話文読解問題(9問・16点)

オリンピックに絡めた国際交流イベントについての会話文をもとに、3つのグラフをもとにして計算して選択するものや自分の意見を書くものです。
この大問に一番時間がかかりそうな感じですね。

大問3:長文問題(8問・16点)

アフリカで活躍する実業家の、国際貢献についての長文(エッセイ)を読んで答える問題です。
英文を入れるところを選択したり、すべて選ぶ問題があったりと、工夫が散りばめられています。ただ、昨年くらいのレベルのように見えます。

大問4:条件英作文(3問・6点)

これまでこの大問は、メールや手紙などでの質問に、比較的長い文章を書く条件英作文で、配点が大きかったのですが、今回は、イラストで描かれている女の子が話している内容の空欄を埋めるという形式にかわりました。
3つ空欄で、2点ずつになったので、ある程度パターンにハマった表現を多く知っている人が有利だったかもしれませんね

平均点の印象

ざっと見た感じの印象ですが、
2020年度の英語の平均点は、2019年度と同程度もしくは若干上がるかもしれません。
ただ、いわゆる公立地域トップ校のような層では、それほど平均点が下がることはないと思います。逆に、この程度の難易度であればトップ層は高得点が続出していることでしょう。

来年度以降に向けての勉強

英語は国語同様、理科社会のように受験直前に集中的に勉強して点数が上昇するような科目ではありません。
(もっとも、理科社会も直前でなんとかなるタイプの入試ではないですけどね、広島は)
つまり、中1生からの積み重ねがものすごく重要な科目です。
受験直前に英語を必死で勉強する必要があるようならば、もうその時点で上位校は大変厳しいといってよいでしょう。

そういった意味で、英語は受験直前ではなく、中1・中2のうちが勝負です。
今のうちから、新しく出てきた英単語をコツコツ覚えること。新しい文法事項を徹底的に分析してマスターし、「なぜその文の作りになるのか」をきちんと説明できるようにしておくことが、公立入試突破には大事なことです。

あとは、他教科ともかかわりますが、意外と『グラフを読み取って割合の計算をすること』を苦手にする生徒が多いです。
これは、小学生時代の割合・比の理解不足が原因となっています。

小学校のドリルからやりなさいとは言いませんが、せめて「グラフの読み取り方」はどこかで総復習しておくことが大事でしょう。
これは、国語や社会にも有効なので、せっかくのお休み期間ですから、少し手を出してみてはいかがでしょうか?

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