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公立高校を志望している受験生も、受ける「私立入試」。
毎年、「志望校じゃないから」と過去問チェックをしない生徒が多いので
この場を借りて「そうではない方法」を書いていこうと思います。

私立高校の入試日程

広島県の私立高校の入試日程は
・1月初旬から中旬にかけて
「広島北・呉・東広島エリア」および「広島県東部エリア」の高校の推薦入試・一般入試(一部2月にずれこむ高校もあり)
・2月3日

広島市内の私立高校の推薦入試(公立高校選抜Ⅰと同日)
・2月16日から19日にかけて

「広島市周辺エリア」の高校の一般入試
という流れになっています。

各高校のエリアや詳しい入試日程については、下記で確認してください。

私立入試までは意外と時間がない

広島市周辺エリアの私立高校を併願で受験しようとする生徒は、入試の1発目は2月3日の選抜Ⅰ、もし推薦を受けないのであれば2月中旬の私立入試となります。
まだ少し余裕。

ところが、それ以外のエリアの私立高校を受験する場合は、冬休み明けすぐに入試があります。
つまり、あと2か月すれば入試が始まる、というわけ。

そう考えると、意外と時間がないですね。

私立入試対策も万全に行うこと

公立高校志望の生徒にありがちなのは、「私立入試は滑り止めだからあまり準備しなくてもいい。あくまで私の本番は3月だ」という考え方です。

こういう生徒に限って、私立入試のあと、青ざめた顔で、「やばい、合格できんかもしれん」と弱音を吐きます。

そうならないためにも、私立入試の対策は、公立入試対策並みにしっかりやっておくべきです。
少なくとも、広島市周辺エリア以外の私立高校に出願する人は。

私立入試対策を万全に行うことは、とても多くのメリットがあります。

公立入試対策の実施計画作成の練習

私立入試対策の対策を行うためには、少なくとも過去6年の過去問は解いてみて、入試傾向はつかんでおくべきでしょう。
記述問題が多い、計算問題が少ない、文章が長い、など。
また、合格最低点や合格者平均などは、私立高校のほうが詳細に発表される傾向にあるので、「必要な点数はどのくらいか」「各教科何点必要か」「何を中心に勉強するか」を考えて毎日1ブロックずつつぶしていきます。

この方法は、公立高校入試の対策でも応用が利きます。
公立高校の場合は、合格最低点などは公開されないので、外部模試の偏差値などを参考に、何点取る必要があるかを考えます。
それ以外は、私立入試対策の方法がそのまま使えるので、より素早く「実際の対策」に進むことができます。

公立入試対策の一部を先取り

私立入試対策によって、必要な能力とそれに対する対策をきっちり行っておけば、公立入試対策に移行したとき、対策をする内容や単元がかなり絞り込めます。

そもそも、私立だろうと公立だろうと、結局入試は入試です。
もちろん、内容には多少のずれはあるでしょうが、180度まったくちがう問題が出題されるはずがなく、多くはどちらにも有効なものばかりです。

だから、私立入試対策をきっちり行うことは、公立入試対策をきっちり行うこととイコールだということなのです。

がんばりましょう!

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