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リスニングを正解することは絶対条件

広島県の公立英語入試は、毎年恐ろしい数字が並んでいます。

ある年は、発表の度数折れ線から、最頻値が8点、全体の約3分の1が10点以下という結果。また、30点を超える得点をたたき出した生徒が全体の10%も存在せず、難関校でさえも高得点をとることが難しいということがここから読み取れるのです。

大問の概要を簡単に記述すると、
大問1はリスニング
大問2は会話文読解
大問3は長文読解(エッセイ)
大問4は作文の問題
です。

単純な文法問題はなく、文章の要点や概要を的確に理解し、それを正しい表現を選んだり、伝わる英文を書いたりする問題が続きます。
単語や文法の知識を「ただ聞く」入試問題ではなく、単語や文法の知識を「土台にして使う」入試問題なのです。

そこで、平均点20点をとるための方策は?という話になります。

正答率から考えると、浮かび上がるのはリスニングです。
リスニングは、選択問題が4問と記述問題が1問。そのうち、選択問題は約7割の正答率です。これは、取れないとまずいです。

『リスニング対策』とまじめにやることが大事。きちんと「英語耳」になる訓練をしなければ、とても合格には届かないでしょう。ここの各2点・合計8点は、確実にゲットしましょう。

ところが、これだけではとうてい平均点に届きません。では、どうすればよいのか。

カギを握るのは、英作文です。

英作文の無答率の高さから見る秘策

英作文および英語の文章で答える問題は平均して配点20点分です。英作文の平均無答率(白紙で出した割合)は26%。大問3には、実に3分の1が白紙で出していました。

書かないと確実に0点になってしまうのに、3分の1が白紙。大部分の人が20点のうちの大半を捨ててしまった。これは、何を書けばいいのかまったく見当がつかない可能性が高いということです。

でもほんと、単純に書けばいいのにね、と思うんです。
実は、この英作文の部分正答率、つまり部分点を出している割合が、平均して3割あります。これはかなり大きい数値です。

このうち、大きな部分点が出ている3つの設問については自分の考えを英語で述べる問題。
これは、英検のライティングの採点と同様、文法よりも言いたいことがきちんと伝わるかを重要視している可能性があります。「三単現のsを忘れているけど内容がしっかりしている文章」と「内容が支離滅裂だけど文法完璧の文章」とでは、前者の得点が高いと思われます。

もちろん、文法が完璧で内容もOKであれば正答となるので、文法をおろそかにしていいわけではありませんが、何も書かないくらいなら文法無視してでもいいたいことをきちんと書くことで、1点でも2点でも、得点をゲットできるかもしれません

例えばこの20点の配点の半分をゲットできれば、先ほどの8点と合わせて、平均点の20点にぐっと近づくわけですね。

「概要と要点の理解」

難関校受験では、あと10点程度の上乗せが必要であると考えられます。
そこで重要になるのは、文章および資料の読み取り力、いわゆる読解力です。

県教委発表の資料を読むと、いたるところに「概要と要点の理解」という文言が出てきます。つまり、文章が意味すること、資料が意味することをきちんと把握してねという問題が並んでいるということ。

文章内にある英単語を用いて解答する、とか
資料を複数まとめて日本語で解答する、など
必ずしも英語力のみを問うわけではないものがたくさん出ています。

この問題群については、国語に共通する内容ということができます。国語も英語も、言語である以上は共通の骨組みを持ちますから、国語で培う力は当然英語の長文読解に生かされるわけです。

英語だから、国語だから、もっと言えば、社会だから、理科だから、という「レッテル」は、とくに広島県入試では貼らないほうがいいのだと思います。

「英語の得点アップのために」国語を解く訓練も、必要だと思っておいてください。

対策の仕方まとめ

公立高校入試の英語対策のポイントは
知識を増やし、その使いどころを確実に押さえることです。

具体的に言えば
・リスニングCDを持ってきて、英語耳にする練習
・英語をとにかく書く練習
これらを意識しながら勉強しましょう。

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