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今回は平成28年度英語について掘り下げた記事です。
受験まであと4か月に迫った時期に書いた記事です。
広島県英語入試の内容
大問1:リスニング12点
大問2:対話文読解16点
大問3:長文読解16点
大問4:英作文6点
ここ2年(平成27年度と平成28年度)はこのパターンです。
広島県英語入試の特徴
2年前に大きな設計変更が施され、英作文が独立して設問になりました。平均は20点台前半の難易度が高い問題です。
大問1のリスニングは、4択問題と英問英答問題(聞いた英語の質問に英語で答える)の2つのブロックに分かれています。
大問2は、資料を見て対話文を読み設問に答える、「英語+情報」のスタイルとなっています。
大問3は長文読解問題ですが、新聞記事ということでよくある長文とは少し違った難しさがありそうです。この中にも対話文問題があります。
大問4は英作文。これも資料を読んで答える問題となっています。
単なる文法問題はほとんどなく、内容をきちんと読み取らないと答えられない問題が並びます。
英語入試対策のポイント
まずは、過去問にチャレンジします。「長文の意味がきちんととれたか」という観点から何度か解き直しましょう。
2年前に形式が変わった英語は、さすがに来年度も同じ形式だと思います。
(※結局平成27年度からほとんど形式に変化なくここまできました)
ですから、同じような問題が同じように出ると思って差し支えありません。
「英語としての対策」としては、長文の長さや形式に慣れるという意味で、さらにさかのぼった過去問や他県の入試を解いてみたり、受けた模試や実力テストの復習をじっくりと行ったりするのがよいでしょう。
語彙力が怪しいと感じたら、単語帳を眺めるといった行動も必要でしょう。
ただし、この2年長文と対話文は「英語としての対策」だけでは太刀打ちできません。そう。「資料を読み取る」という高いハードルがあるからです。
また、時間がある人はリスニング対策もしておきます。
リスニングのレベルは「英検3級クラス」だと思ってよいです。ですから、英検3級の対策CDをよく聞いておくのが有効な手です。ない人は友だちにでも借りて聞いてみましょう。スピード慣れはぜったい必要ですよ。