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しばしば話題に上る、『同じ問題をくり返し解いて意味があるか』問題です。
これについて、私の見解を一度述べてみたいと思います。
くり返し解く意味ある!
私は、同じ問題はくり返し解いても意味がある派です。
くり返し解いても意味がない、と考える人と話をしてみると、「くり返し解くと答えや解き方を覚えてしまう」「覚えたことをただ答えるだけだと勉強の意味がない」という意見が大半であるように思います。
しかしながら、私の経験上、1回解いたくらいで答えや解き方を覚えてしまうことはまずないです。
ある生徒が、授業でつまづいた問題がありました。
質問をしてくれたので、解説をしてそれを書き写してもらって、その生徒は満足して帰宅します。
次の授業で、同じ問題を解かせてみます。解けません。同じ問題なのに。
そんなものなのです。
だから、同じ問題をくり返し解いても意味があると私は考えるのです。
もう1つ、同じ問題を何度も解いて、解き方を覚えてしまうことに、何の困ることがあるのか、ということです。
応用が利かないから意味がない、という反論もわかりますが、別の問題を解いていたときに「なんかこれ解いたことあるなぁ」ということが起こります。
ですから、1つの問題、1つの問題集を、何度も何度も解くことは私は「アリ」派です。
選抜Ⅰ対策でも選抜Ⅱ対策でも、過去問でも対策問題でも、何回でも同じ問題を解きましょう。
解法や答えを覚えてしまうくらいでちょうどよい!です。
学校や塾で新しい問題はいくらでもくれますから、それを「テスト」ととらえて解法の確認をして、家では同じ問題を何度も解くのが私はよいと考えています。