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来年度以降受験生になるあなたへ。

受験生になるにあたって 必要なものってなんだと思いますか?

志望校?それもそう。
成績?それもそう。
勉強することだ!それもそう。

すべて重要なのです。

でも一番大切なものっていうと、高校合格までの「ロードマップ」です。

ロードマップとは、日本語では工程といって、目指すゴールに向かっての方針や内容などを具体的に示したもの。
大きく言えば「計画」ということになりますかね。

計画、というと「どうせ倒れるから嫌だ」とこうなるわけですね。

だからあえて、別の表現で示しました。

ロードマップとは、日々何をするかを決めるのではなく、大目標(今回なら高校合格)を達成するために、それよりも短い期間で達成する中目標(例えば7月の模試で何点とか)さらにそれよりも短い期間で達成する小目標(例えば休み明けテストで何点とか)を考えることです。

人間、目標がないとなかなかピリッと行動を起こすことはできませんから。
自分なりでいいので、いま頭にある志望校に本当に合格したいのか考えて、それを達成するためには模試で何点いるのか学校や塾の先生に聞いて、それをもとにして2~3月にある定期テストの目標点を決める。

こういった作業をしてみましょう。

まず志望校に「本当に行きたいのか」と考えてみてください。
友だちが一緒に行くから、とか
親が行けと言ったから、とか
そういう理由でも、自分が納得しているのならいいでしょう。

でも。

成績がこのくらいだからこんなもの。という考え方だけは
絶対にやめてください。

もう一度言います。絶対にやめてください。

私の長年の経験から、初めに立てた目標以上の志望校に合格する生徒は ほとんどいません。
目標の志望校に成績が追いつくと、受験生は気持ちが少し切れます。それ以上伸びようという意欲が薄れます。だって、もう目標に到達したのだから。

また、多くの場合は、掲げた目標の数ポイントの場所に落ち着きます。
偏差値65の高校を志望してがんばって偏差値60に。偏差値55であれば52~53あたりに落ち着いてしまいます。

周りから無理だと言われるほどに高い目標を立ててもつぶれるだけですが、行きたいと思う志望校の「ちょい上」の高校を目標校とする。これが、大鉄則です。

「オレはあまり高い目標を立てるとダメになるタイプだから」などと知ったような口を利く生徒はごまんといますが、この手の生徒は、低い目標を立てるともっとダメになります。

だいたい15年そこらしか生きていないような中学生が、自分のことなどわかるわけがないのです。自分のことが分かるなら、自己PRに悩むことなんかないのです。

周りの目はどうでもいいんです。嫌でも1年後、2年後には現実を見せられるわけですから。わざわざ自分で現実を見る必要はない。

何度も言います。成績で志望校を決めるのは、絶対にやめてください。

成績はこれから伸ばすんです。伸ばすためには、まず基礎的な力を積み上げましょう。

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