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目標とは。
もう少しすると、学校の三者懇談会が実施されて、実力テストや学校のテストをもとに厳しい言葉をかけられる。「今のままで大丈夫なんだろうか…」と不安になるのでは。
定期テストが終わって、返ってきた結果は…んー喜んでいいの?
模試の結果を見れば…うーんこれで本当に高校に行けるのかな?
なんて気持ちになっている人、多いのではないでしょうか。私がかつて受け持った生徒、現在進行形で受け持っている生徒は、多かれ少なかれ、同じような悩みを抱いています。
「今持っている目標って、高いほうがいいの?低いほうがいいの?」という疑問です。
高かったら高かったで、届かない気がするし、低かったら低かったで、この程度で、みたいに満足しそうだし。そんな風に考えているのではないでしょうか。
ここであなたに質問です。
あなたは、どっちが正解だと思いますか?
正解は、どっちでもいいです。
いまあなたが考えたほうの考え方が、あなたに合っている考え方です。
ただし、もう一つだけ重要なことがあります。それは
それにともなう行動をしなければ何の意味もない
ということです。
高い目標をもつのがいいんだ!と考えて、今の自分の力のランク上の高校を目標校に設定。これ自体は、大いに結構です。でも、それにともなう努力をしなければ、それはただの「夢物語」です。
目標を設定する目的は、行動を決めることです。 目標を立てること自体には、何の意味もありません。
このことはきちんと肝に銘じて。ここからの8か月を乗り越えてくださいね。
私なりの答え
これで終わるのも何なので、私の考えを書いておきますね。
私は、「目標はあまり高すぎない方がよい」と考える派です。
これには理由がいくつかありますが、一番は、高すぎる目標では行動指針が立ちにくい、ということです。
偏差値50の人が、偏差値75を目標にしても、果たしてどうやったら75に到達するのかがわからないのです。
ですから、偏差値50の人は、偏差値55あたりを目標にするのです。偏差値75を目指すよりは、どうすればよいか、道のりがわかるのではないかと思うのです。
目標は1つにしないといけない、というルールもありませんから、これができたらこれ、次はこれ、という風に、細かくステップを踏むのも重要なことかな、と思います。